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CRISONET IT
チロは自然の魅力いっぱいの小さな素朴な村。ワインでその名前を耳にされた方も多いのではないかと思います。ポルトフィーノやアマルフィのような洗練されたリゾート地ではありません。アダムとイブの世界を思いおこさせる壮大な大地が私達を迎えてくれます。空気がエスプレッソ、混じりけのない濃縮されている感じです。村は山側の歴史地区チロと海岸近くに広がるチロマリーナの2つに大きく分かれます。住民の多くの方が山の家、海の家を住み分けていて、夏のヴァケーションシーズンはビーチのパラソルをシーズン貸りし海辺の家で過ごしそれ以外の季節を山の家で過ごすのだそうです。冬になると山を降りるスイスのハイジと反対ですねっ。チロの海はイタリア政府公認ビューティです。 海岸には美しいビーチだけが掲げることを政府から許された旗がはためきます。青い海はどこまでも透き通っていて、青い空を忠実に写し出しす鏡のよう。昔は地球の海、すべてがこんなだったんだろうなぁと思うと切なくなります。 イタリアのビーチは岩タイプが多く砂浜のところが少ないのですが、チロはちゃんと砂浜です。毎夏、ビーチはたくさんのヴァカンスを楽しむイタリア人でにぎわいます。 アクセスがよくないせいかさすがに日本人の姿はなく外国人観光客の姿もあまりありません。夏の魅力はまた別の機会にご紹介するとして、このページでは秋のチロの風景を写真でご紹介します。夏の暑さが厳しく雨の少ない灼熱の気候ははぶどう、オリーブの栽培に大変適しています。厳しい暑さに耐え抜いたぶどうはこくのあるしっかりとした良質のワインとなりとオリーブも味わい深い優しい味のオリーブジュースを生みだします。秋になると広大な葡萄畑がいっせいに紅葉します。見渡す限りの黄色い丘、青い秋の空によく映えます。まるで絵画のよう。何時間でも見ていたい風景です。10月後半から11月にかけてはオリーブの収穫シーズンです。。搾りたてのオリーブオイルはこの時期だけのお楽しみ。トスカーナの狭い丘陵地を利用したオリーブオリーブ畑とは違いチロのオリーブ園は広大。樹齢が100歳を超える木が威風堂々たくさんの実をつけそびえ立ちます。お味はフルーティでまろやか。ぴりからの郷土料理をひきたてます。写真を見てお気に召した方、秋のチロもお勧めなのでぜひぜひ旅してみてください。
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